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Rat danse - ラ・ダンス -
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第二幕、始まります。
ご無沙汰しています。
皆さま、いかがお過ごしですか?

ブログを書かなくなってからも、
時々覗きに来てくださったり、
温かいコメントをくださった方、
本当にありがとうございました。

一幕終わりの記事を書いてから、
初めてコメントをくださる方もいて、
色んな方が読んでくださっていたのだなぁと
改めて知ることができ、
皆さまからの優しいコメントに
とても勇気づけられました。


親身になって心配してくださっている方々に対して、
きちんとお話したほうがいいと思うので、ご報告いたします。

留学先の大学院をやめることに決めました。

フランスの指導教官が、
生活が落ち着いたらいつでも研究を
再開できるようにと準備を整えてくれましたが、
ひとまずは、研究者になる道からは外れることにしました。

もちろん、日本に帰って博論を仕上げ大学教員になる、
という選択肢もあったのですが
色々考えた結果、
父の遺した店の経営に携わることが
私にできる最善のことだと思ったのです。


というわけで、
今までとは生活スタイルががらっと変わるため、
Rat danse第二幕は、
別のタイトルをもって、
下記アドレスにて再スタートを切ることになりました。

DU SUCRE, DES EPICES ET DES TAS DE BONNES CHOSES

大切な人たちのために作るおうちごはん、
京都のおいしい外食記、
うちの可愛い猫自慢、
バレエのレッスン記録に、
それから時々、パリ話…

そんな「ふつうのしあわせ」を
つらつらと書いていきたいと思っています。

タイトルは、子供の頃好きだった
『マザー・グース』の詩の一つから。

「長過ぎて覚えにくい!」と身内には不評ですが(苦笑)、
これからは、こちらでブログを書いていくので、
改めて、どうぞよろしくお願い致します。


Nanette
# by nanette0408 | 2010-10-19 18:39 | ごあいさつ
エンドロール。
今は振り向かずに 涙も流れるまま
そうさ 君が思うように此処から僕等は別れる

何もかも全て 変わってしまうけれど
変わらなきゃいけない僕等は 何一つないのさ

君に伝えきれなかった事がたくさんあるけど
それでいいさ 伝わらない言葉がまた出逢わせてくれる

[…]

『夢や理想を現実の渦の中で
いつまでも 抱えるだけじゃ いつか見失う』と

君の言葉 あの日 音を立てて痛みを鳴らした
選ぶ為に何かを置いてく君が好きだった

[…]

僕達は 何も怖れない
共に泣いて笑った日の事を忘れない限り

流れないエンドロール
幕が下りても鳴り止まない拍手を胸に刻んで

SOPHIA, 『エンドロール』




前回の記事でお察しになった方も
いらっしゃるかもしれませんが、
兼ねてより入院中だった父が亡くなりました。

友人・知人には、
直接お伝えすべきかとも思ったのですが、
この場を借りてご報告する失礼をお許しください。


このことをきっかけに、
私の意思とは裏腹に、
色んなものが、
掌から零れ落ちていくことになります。

でも、落としてしまったものを拾い上げないのは、
私の意思なのだと思います。


ずっとパリで生きていく。


そう願っていた時期もありました。

何らかの形を取ってパリに残って、
ずっと王子のレッスンを受けていたい。
いずれ彼がバレエ教室を開くことになるときには、
私も一緒に手伝いたい。

それが、以前少しだけお話しした、
私が夢見た「とんでもない未来」でした。


その未来を手放すことにしました。


留学を打ち切って、
日本に完全帰国することにしたのです。

実際に完全帰国するのは
もう少し先になりますが、
一旦パリに戻って大学関係の手続きをした後、
また日本に帰ってきて残りの事務処理を行い、
すべてが落ち着いた頃に、
最後の日々をパリで過ごそうと思っています。


パリに未練がないわけではありません。

今まで愛読してきたフランス関係のブログを読むと、
自分がこれから失うことになる景色に、
涙が出そうになります。

当たり前のように愛していたパリの街、
度々好んで訪れたニースの風景、
いつか行こうと夢見ていた場所…。

それらすべてが、
今の私には見るのが辛いものとなりました。


バレエ関連のブログも、今はまだ読めません。

前までは、一時帰国中も
必死にレッスンに通っていたけれど、
それは、王子のもとに帰ることが前提だったからで、
彼のレッスンを受けていない間に
身体が鈍らないように、という思いからでした。

王子のために上達したいという気持ちでは駄目だと
何度も諭されたにも関わらず、
彼のレッスンを諦めることになった今、
身体に鞭打ってでもスタジオに向かおうという気力が
どうしても湧いてこないのです。

王子と相棒ちゃんを
自分の人生から失うことが、
何よりも哀しいです。

相棒ちゃん、読んでいますか?
あなたには誰よりも直接このことを
伝えないといけないと思っていました。
でも、あなたに伝えることで、
私たちの別れが確定してしまうようで、
どうしてもできませんでした。

冬にパリに長期で戻るとき、
それから9月の一時滞在でも時間があれば、
悔いが残らないように、
最後のレッスンを一緒に受けたいです。

二人のことが、ずっとずっと大好きよ。


本当にたくさんの大切なものを失っていく中で、
たった一つ、私の手の中に残るものがあります。
今は、それを大切に育てていきたいと思っています。

でも、不安にさせられることも時々あって、
滞在許可証の更新手続き画面を前に、
念のためにランデブーの申し込みくらいは
しておいたほうがいいんじゃないか、と
気持ちが揺らいでしまうこともあります。

だって、今までやってきたことを手放して、
全く別の生き方を選ぶことになるから。

その生き方が嫌なわけでは決してなくて、
むしろ私には向いていると思います。
それでも、何の保証もなく飛び込むことが、
無性に不安になるときもあるのです。

「選ぶ為に何かを置いてく君が好きだった」

きっと誰も、全部を手に入れることはできないから、
何かを置いて、別の何かを守っていくスペースを
作らないといけないんですよね。

その「別の何か」を、
今まで命の次に大切なものであった
滞在許可証と引き換えにすることが、
どうか私にとって、幸せな未来に繋がりますように。


****************


今まで私のパリでの暮らし・バレエのレッスン記を
読んで応援してくださった皆様、
本当にありがとうございました。

Rat danseは、
今回の記事で幕を降ろすこととなりました。

理由は、今までのようなパリのお話や
バレエのレッスン記が書けなくなるから。
自分で過去の記事を読み返すのが辛い、
ということもあります。

けれども、いつかまた、
新しい生活が落ち着いた頃に、
ひっそりとRat danse 第二幕が
始まるかもしれません。


「君に伝えきれなかった事がたくさんあるけど
それでいいさ 伝わらない言葉がまた出逢わせてくれる」

「流れないエンドロール
幕が下りても鳴り止まない拍手を胸に刻んで」

# by nanette0408 | 2010-08-31 01:51 | ごあいさつ
しばらく更新をお休みします。
しばらくブログの更新を
お休みさせていただくことになりました。

コメントのお返事も
できていないままで申し訳ありません。

落ち着いたらまた、
ゆっくりご報告をさせていただきたいと思っています。

とりいそぎ、お詫びとお知らせまで。

Nanette
# by nanette0408 | 2010-08-19 14:20 | ごあいさつ
N嬢だって料理をする。
たまにはお洋服でも買おうかしらとデパートに行って、
なぜかエプロンを衝動買いしてしまいました(笑)


銀髪のイギリス人の老婦人なんかに似合いそうな
レトロな雰囲気の漂うブルーの花柄エプロンに一目惚れ。

ヨーロッパ人のデザイナーが、
彼女のおばあちゃんが持っていた
エプロンのデザイン・型から作ったものだそうなので、
あながち私のイメージも外れていないのかも?


実家に戻って来て以来、
基本的にご飯作りは私の担当なのですが、
エプロンがないのが何となく不便で…。
濡れた手をぱぱっと拭きたいのに、
あら、タオルが遠いわ…みたいな。
でも、これでお料理しやすくなります♪

ちなみにパリのお家にも
お気に入りのエプロンがあります。
これまた花柄で(花柄すき)、
今は無きBoucharaで見つけて以来、
もうかれこれ三年は愛用しています。

知らない人同士でも、
「その服、似合ってるね」なんて
声をかけることの多いフランスですが、
私がパリに住むようになって
一番褒められる機会が多かったのが
そのエプロンです(笑)


さて、新しいエプロンで作った
今夜の晩ご飯は、


- ささみともやしの梅シソ和え
- 鶏ミンチのショウガ&ガーリック炒め入り厚揚げ
- ごまめ

何となく思いつきで作った厚揚げが結構おいしかったです♪

鶏ミンチ・にんじん・玉ねぎを
ごま油でショウガ&ガーリックと共に炒めて、
塩こしょうとお醤油、みりんで味付けたものを
真ん中に切り目を入れた厚揚げに入れて、
トースターで焼いてできあがり。
お好みでお葱さんと軽くお醤油をふりかけて頂きます。

パリ暮らしのくせで、
ついつい鶏ミンチは自分で作ってしまいました(苦笑)
「ささみ◯gと、鶏ミンチ◯g」
と分けて注文するのが何だか面倒で、
全部まとめてささみでいいわ、って(笑)

昨日、一昨日は、
『きのう何食べた?』に紹介されていた
鮭とごぼうの炊き込みご飯やら、
イワシの梅煮やらを作りました。

三巻が出てたから買ったのだけど、
それに載っていた
鰻と高菜と卵の混ぜご飯も食べてみたい!


↓↓↓
外食か作ってもらったお料理の記事ばかりなので、
Nanetteさんは料理しない人
というイメージがあるみたいですが、

ちがいます!(笑)

意外な方もそうでない方も、
クリックよろしくお願いします♪

写真のホワイト・バランスがおかしいとか、
そもそも盛りつけが悪いという苦情は受け付けませんよ!(笑)

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# by nanette0408 | 2010-08-14 00:22 | 料理レシピ
J'ai deux amours.
パリにいる夢を見ました。

いつものカフェで勉強して、
お家に帰ろうと思って
バス停を探すんだけど見つからなくて、
リュクサンブールで迷ってしまう夢。

眼が覚めて、
ジョゼフィン・ベーカーの『二つの愛』を
何となく思い出しました。




"J'ai Deux Amours" Joséphine Baker

J'ai deux amours
Mon pays et Paris
Par eux toujours
Mon cœur est ravi
Manhattan est belle
Mais à quoi bon le nier
Ce qui m'ensorcelle
C'est Paris, c'est Paris tout entier


『二つの愛』 ジョゼフィン・ベーカー

私の愛するものは二つ
祖国とパリの街
この二つがあれば
私の心はいつだってときめくの
マンハッタンは美しい
でも、嘘吐いたって仕様がない
私を魅了するのはパリ
パリのすべて


ジョゼフィン・ベーカーは、
ジャズ発祥の地として知られる
アメリカはセントルイス出身の黒人歌手。
1920年代にパリにやって来て、
ミュージック・ホールのrevue nègreに出演し、
一躍人気を博しました。
腰にバナナをぐるりと巻き付けただけの
ほぼ全裸の彼女のダンスに
人々は圧倒されたそうです。
アメリカでは肌の黒さで差別を受けましたが、
パリではむしろ、
"Black is beautiful"を人々に知らしめたのです。

『二つの愛』は、
アメリカを祖国に持ち、
パリに生きるジョゼフィンの心情を歌った曲。
私の中の、京都への愛着とパリへの執着を
代弁したかのよう…。

本当だったら、
今日、パリに帰る飛行機に
乗る予定だったのだけど、
もう少し滞在を延長することにしました。
(でも、台風だったし延期して良かったかも!)

王子のスパルタ・レッスンと、
相棒ちゃんの笑顔が懐かしい
雨の木曜日でした。


↓↓↓
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# by nanette0408 | 2010-08-12 14:09 | 京都一時帰国

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